「あのとき投資してればよかった」と後から思ってしまう失敗を減らすにはどうすればよいか【042】

考える

株価が上がってしまってから

「なぜあのとき買えなかったのか」と悔やむことがある。

自分だけの経験ではなく

みんなしょっちゅうそんなことばっかだと思う。

原因は

  • 「社会が今どんな状況なのか」を考えずになんとなく相場を見ている
  • 「次に何が起きるかの自分なりの想定」を持っていない

からではないかと思う。



だから、いざ起きたことには振り回されるし、

起きなかった時にはそのことにすら

気づかないで終わってしまう。

何も起きなかったらそれはそれでいいのだが、

大切なのは「考えていたかどうか」であると思う。

そもそも次に何が起きるかなどだれにもわからない。

それ自体が「考えていたかどうか」に含まれる。

何も考えていないなかったことが

ダメなのでであり唯一の失敗。

だから、自分の投資が成否したかどうかは、

単純な資産の上下という結果だけではなく、

「考えたかどうか」にもおかれるべきであると思う。

それなしに自分の投資は成長しないと思うから。

認めたくない現実からも

逃げずにしっかりと向き合えば

きっと向上ができるはず。




ケースの整理

「こういう理由で投資しない」と決めていたなら

もし結果的に上がってしまってもOK。

または、「いろんな想定はしていたけど、

それにはまったく気付けなかった」でもOK。

(何が起きるかはだれにもわからない)

(「想定外のことが起きる」と想定しておくべき)

ある意味で割り切ることがときには必要。

もっともダメなのは、

「何も自分なりの想定をもっていなかった」

という状態。

すなわち、

「未来を考えないままに投資をすること」

だと思う。

だから、買えなかったこと自体は

失敗でも何でもない。

見逃し三振が何回でもできるのが

株式投資だとバフェットも言っている。

変えるべきはマインドであり自らの投資姿勢。

チャンスやリスクへの準備

未来を想定しておき、

予想を当てようという話はしていない。

未来を正しく予測することは

そもそも不可能である。

そうではなく、

「もしこうなった時にはこうなるだろうな」

というシナリオを自分なりに描いておくことで、

「チャンスやリスクに備えておく」

ということにこそ意味がある。

頭の中で考えがすっきり整理されていれば

小さな情報に対しての初動をより早くできる。

どうしようかと迷っている時間がぐっと減らせる。

迷いなく覚悟と根拠をもった

自分なりの決断がより速くできる。

これが考えることの最大の成果だと思う。

それはトータルでの投資成績に

直結するのではないか。




ただし、考えたからといって投資した

銘柄の暴騰とか暴落に直結するとか

そういう甘い考えを描いているわけではない。

そんなに単純だったらだれも苦労はしない。

「実行できるかどうか」がすべてである。

口で言ったり思ってるだけならば何の価値もない。

投資で成功したいならば

「日々、未来を考えることを仕組み化する」

ことを実行しなくてはならないと思う。

仕組みはすぐには完成しないだろうが、

考えること自体は今すぐにだってできる。

例えばこのブログを書きながらだって。



2022年3月16日現在、今、考えておくべきこと

今後訪れるリセッションに対して

自分はどのように投資を

おこなっていくべきかをまとめる。

  • 金融資産××××万円の達成までは大きなリスクは取りすぎない
  • 月々の現金貯金とVTI積立投資をコツコツと継続する
  • 個別株売買投資はほどほどにして安易な買いによる損失を減らす
  • 高配当株投資は時機をうかがいしっかりとねらう

すでに、短期および中期を見据えての投資2件、

アンビションDXとBPでは損失を出している。

その失敗を繰り返さないことが大切。

同じ失敗をしないこと。

そして、経験から学び次に活かすこと。

自分のこれまでの投資で成功したケース

高配当銘柄を長期保有を前提に

底値ねらいで買い入れしたときの

収益率は高かった。

無理して買おうとはまったくせず、

ここまで落ちたら検討しようと思って、

実際にそこまで落ちた時にもさいごまで

我慢してよく考えて迷ってさいごにえいやっと決断して買った。

こういうときはうまくいった。

今後もこういうチャンスはある程度ねらってもよい。

ただし、もし配当がでても大きく含み損を

かかえれば精神衛生上はよくない。

××××万円という数字目標にこだわりすぎないよう注意。

もし好調に推移すれば

今年中の達成は不可能ではないが

こだわると失敗するので。

結論

ブログをかきながら頭の中が整理できた。

自分にとって、投資の未来を

考えるための仕組みは「ブログ」である。

考えるためのツールとしてブログを利用する。

最低必ず週に1回は

「考える」というカテゴリで

投稿をすればよいのではないか。

試行錯誤を続けていきます。

今日はFOMC。

いざマーケットという荒波へ

後悔なき航海を。

どうぞよろしゅう。






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