おかむです。
gumiの投資先をまとめました
同社の暗号資産やブロックチェーン企業への投資事業はすでに一定の成果を上げています。21年4月決算ではその収益で営業利益の減少を補填していました。
ポートフォリオ一覧は以下です。
有名な銘柄がちらほらとありますね。
とくに有望と思う投資先を個人的主観で抜粋
※注意
出資比率や金額については未公表のため不明です。記載のある一部の金額についてはあくまで個人的な推測に基づくものでありその正確性についての一切の保証は致しかねます。当方では責任はとれませんのでくれぐれも自己責任の上閲覧いただくようご注意ください。
それではいきます!
その1
double jump.tokyo
NFT&ブロックチェーンゲーム分野の日本発スタートアップです。
先日9/3にはLINE(Zホールディングス)、バンダイナムコ、bitFlyerらの国内大手が次々に資本提携を発表し大きな反響を呼びました。今年春の時点ですでにスクエニやセガといったIP大手も業務提携を発表しています。
数年以内のIPOを目指すことを明言しており将来的なユニコーンへの成長も期待されます。
同社はこの分野での技術、先見性、ビジョン、ノウハウ、実績はどれも日本でトップクラスです。私自身はこれまでそう考えていましたが、名だたる提携先が同じことをコメントしておりより一層期待が高まりました。
移り変わりの極めて早い業界なだけに数ヶ月先の優位性がどうかはわかりませんが、今の動きや経営陣の発言をきく限りしばらくは市場をひっぱっていくと期待できます。
海外でも
・OpenSea(米NFTマーケット大手)
・Dapper Labs(NBA TOPSHOT , CryptoKitties , Flowブロックチェーン運営)
らのNFT関連大手とすでに提携を重ねています。
・テクノロジー
・IP
・チェーン
・取引所
これらすべてを強力に一気通貫できる体制が整っており、ジャパニーズコンテンツで世界で大勝負してくれることを期待しています。
その2
Epic Games
言わずと知れたFortnite/フォートナイト運営の世界的ゲーム大手。1991年設立と業界では古株だが非上場。ゲームエンジンのUnreal Engineを開発し自社ゲームにも多く採用しています。
なお、中国テンセントによる株式保有比率は現在では40%程度とされ、日本からはソニーが投資し1.4%を保有中です。
gumiの投資年は2020年。
フォートナイトを中心とする世界観はメタバース構築のトップランナーのひとつであり、gumiの描く未来象にもマッチした投資先であると思います。
その3
OpenSea
NFTマーケット世界最大手。
創業わずか4年で15億ドル評価のユニコーン入りと報道されています。
gumiは2019年11月のシードラウンドにて投資を実施。
このラウンドで同社は6社から総額210万ドルを調達していますので、gumiの投資額はざっくりと六分の一かそれ以下程度ではないかと控えめに予想しています。(こちらは当方の勝手な想像であり一切の裏付けはありませんのでくれぐれもご注意ください)
OpenSeaでの売り出しが世界中へ販売することを意味します。ジャパニーズコンテンツをどんどんと世界に売り込んでいってほしいものです。
OpenSea資金調達ラウンド
gumi Cryptosから投資していますね

その4
Stake Technologies(旧Plasm Network)
日本発のパブリックブロックチェーン開発企業です。開発チェーンが海外取引所で続々と上場し始めています。どんどんと世界大手にも採用されていってほしいものです。
その5
THETA
時価総額は8000億円超(全銘柄中25位)とかなり大きな規模の暗号資産です。
gumiの21年4月決算時の暗号資産評価益および売却益にも含まれていたものと想像されます。ただし銘柄別の詳細な保有額や売却による現在の保有有無は不明です。
5月以降の暗号資産市場全体の下落がありましたので、値は戻し始めているとはいえ4月計上時点よりも価格は下落しています。そのためgumiの1Q決算にはかなり注意が必要だと考えます。
(※すべて2021.9.4時点情報より判断)
その6
Yield Guild Games
Yield Guild Games (YGG)は、仮想世界(メタバース)やブロックチェーン基盤のゲームで使用される「NFT(non fungible token)」に投資するための分散型自律組織(DAO)。ギルドの使命は、世界最大の仮想世界(メタバース)経済を創造することであり、コミュニティが所有する資産を最適化した上、トークン保有者の投資家に利益還元することをビジョンに据えている。
COINPOST以下エントリーより引用
同社は世界で爆発的ヒット中のアクシーインフィニティーへもスカラー制度を提供していて、GameFiの構築へ重要な役割を果たしています。
ブロックチェーンゲームは多額の初期投資を必要とするものが多いです。アクシーについても現在のレートだと10〜20万円が相場だと思います。気軽には確保できない金額です。
YGGは原資が確保できないユーザーに対して、同社が購入して保有するNFTを貸し出すかわりにユーザーにゲームをプレイして暗号資産を稼いでもらい、取り分を分け合うといった仕組みを提供しています。
投資年は2020年とされており比較的最近に実施されています。アクシーインフィニティーのさらなる爆発的ヒットによりこれから同社もさらに注目を浴びる可能性が高いです。
いちユーザーとして自分がアクシーどっぷりさわってますので、実体験からこちらも有望な投資先かと思いました。
以上、あくまで全投資先からの個人的主観による抜粋でした。
gumiの投資先見性のすばらしさについて
それにしても有望な暗号資産およびブロックチェーン銘柄をいち早く見抜くgumiの投資の先見性はすばらしいものがあります。
ここに掲載した投資先はすでに対外的な評価を獲得しており、初期から投資している銘柄はとくに結果を出していると言えるのではないでしょうか。今後のIPOやまたは買収によるExitなども期待できると思います。
他にも有望と思われる銘柄への投資が多くありましたが、今回は6社(プロジェクト)に限定してあげ出しました。すべて私個人の個人的主観によるものですのであしからず。
何の根拠もない勝手な想像ですが、これらの投資はすべて國光前会長の手腕によるところが大きかったのではないでしょうか。
今後も一部の業務には関わるとの声もききますが、同氏が社から離れた今後の投資成功率の継続性については注視していく必要があるように思います。
なお、公式WEBサイトに掲載されているFiNANCiEはすでに國光氏がgumiから買取している旨が発表されていますので今後の業績には影響されないものと思われます。このサービスも最近スポーツチームに採用されるケースが増えてきていて盛り上がっていますね。
まとめ
gumiの投資先には極めて有望な銘柄が複数あります。ただし出資額や比率は不明です。したがって今後の業績への貢献は現時点では断言はできませんのでその点はご注意ください。しかしその将来性からついつい期待してしまいます。
NFTがいよいよ日本でも本格的に盛り上がってきました。爆発的普及にむけて今はまだまだ第1波を迎える前夜といったところでしょうか。
ジャパニーズコンテンツが世界市場で大いに暴れるシーンを楽しみにしています。
どうぞよろしゅう。
※本投稿は売買を推奨する類の記事ではなくあくまで既知の公開情報を再構成してまとめたものです。当方は一切の責任を負いかねますのでくれぐれも投資判断は自己責任の上で閲覧いただくようお願い申し上げます。
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